食物アレルギーにおける最近の見解

食物は人生で最初に出会うアレルゲンと言われております。一般的には、食物はアレルギーを起こさず、たべる事により、慣れるはずといわれております。

今までは、乳児期の消化管における消化機能の未熟性や、粘膜免疫の未発達な状態が引き金になって発症すると考えられていました。

しかし、早期の抗原回避が、抗原に対し免疫寛容を誘導できずに、アレルギーを発症する可能性が指摘されております。

つまり、食物アレルギーは食べる事が予防になり、食べないがために発症してしまうという事です。

睡眠のヒント

不眠でお悩みの御高齢の方がお見受けしますが、ちょっとした生活習慣の工夫で、睡眠薬を飲まなくても入眠できるケースがあります。

眠気には、体で約24時間周期のリズムを作る体内時計と、起きている時に脳に蓄積する睡眠を促す物質が関わっています。

体内時計は、朝、屋外の光を15~30分、目に受ける事で調整され、光を浴びた15~16時間後に、メラトミンというホルモンが分泌されて、自然に眠くなります。

また、長い昼寝やうたた寝は、睡眠を促す物質の蓄積を妨げ、夜の眠気を遠ざけてしまいます。

具体的に、

・午後3時以降は、コーヒーや緑茶、紅茶等を控え、ノンカフェイン飲料に変える。

・朝日を浴びる。

・長い昼寝やうたた寝を控え、昼寝をするなら、午後3時前、30分以内にする。

以上の事を心がけて、入眠がスムースになった方も多く見受けられます。不眠でお悩みの方は是非、お試しになってはいかがでしょうか?

 

睡眠について

当院で、眠れないので、睡眠薬の処方を希望される御高齢の方がいらっしゃいます。

睡眠中は、脳を休ませる深い眠りと身体を休ませる浅い眠りが周期的にやってきます。高齢になると、睡眠時間は短くなり、深い眠りが減ってきます。

平均睡眠時間は25才で7時間、45才で6時間半、65才で6時間、75才で5時間45分といわれています。自分では眠れていないと思っていても、実際には必要な睡眠がとれている人は多いのです。

高齢者の睡眠時間が減るのは自然な変化であり、長さではなく、質が大切なのであります。

深部静脈血栓症に注意しましょう

もうすぐ春休み、御家族でクルマ、飛行機、鉄道等で長時間移動する機会が増えると思われます。長時間、脚を動かさないでいると、脚の静脈血の流れが悪くなり、そこに血の固まり、いわゆる血栓が発生します。これを「深部静脈血栓症」といい、別名

エコノミークラス症候群とも呼ばれております。症状が無いことも多いのですが、ふくらはぎや太ももが腫れたり、むくんだり、痛みがでたりします。

血栓が血流に乗って、肺動脈を塞いでしまうと、突然の胸痛、呼吸困難を来たし、致命的になるケースも有ります。

予防には、こまめに水分を補給し、歩行や足首の運動を心がけ、脱水にならない様気を付けましょう。体を自由に動かせない状態では弾性ストッキングを着用する圧迫療法が推奨されております。

血栓ができてしまったら、血液をサラサラにする薬で治療するか、血栓が流れない様に血管に網を留置することもございます。

花粉症の時期でのコンタクトレンズ

スギ花粉が多く飛散している時期でもコンタクトレンズ装用を続けたい患者さんも多くおられます。眼の痒みが強く、充血、眼脂等の結膜炎の症状が明らかな場合は、

アレルギー性結膜炎の治療を優先することが原則です。この時期レンズに付着した眼脂等の汚れが症状を悪化させます。症状が改善すれば1日使い捨てタイプのコンタクトレンズを装着します。コンタクトレンズ装用前後で抗アレルギー点眼薬を点眼し、コンタクトレンズ装用時には、防腐剤無添加人工涙液で洗眼しながら使用する事をお勧めしております。

コンタクトレンズ上からの抗アレルギー点眼がお勧めできない理由として、点眼薬に

含まれる防腐剤のレンズへの付着、コンタクトレンズの変形等が挙げられます。

花粉症の眼のかゆみ

花粉が飛散することによる、眼のかゆみ、本当につらいですね。特に晴れていて風が強い日は。

当院では、こうした花粉飛散による眼のかゆみに対し、抗アレルギー点眼薬を処方しております。点眼薬は、高濃度で眼表面に作用するうえに、抗ヒスタミン剤等の内服薬と違って、眠気等の全身に対する、副作用が少なく、安全です。

ですが、花粉飛散ピーク時で症状が治らない場合は、低濃度ステロイド点眼液を併用しなければならないケースもございます。ステロイド点眼液の副作用として、眼圧上昇という副作用がございます。

ステロイド点眼液を必要とする場合、当院では眼圧測定が行われる、近隣の眼科に御紹介しております。

お困りの方は、御気軽に御相談下さい。

喘息と花粉症の関連性

花粉症の患者さんの約30%が気管支喘息を合併していることが指摘されています。また気管支喘息の患者さんの多く(おおよそ30~70%)が花粉症を合併しているとも言われております。

ダニやハウスダスト等は、気管支喘息及び花粉症に共通する増悪因子でありますが、近年の研究では、スギ等の花粉症も気管支喘息の増悪因子として重要であると指摘されております。

花粉症を合併する気管支喘息患者さんに、ステロイド点鼻を行うと、喘息症状や呼吸機能も改善する事が報告されております。

この様な症状で、お悩みの方は御気軽に御相談下さい。

花粉症対策

風が強い日が続き、花粉が飛散しております。当院でも花粉症の患者さんが多数来院されております。花粉症対策として、以下の方法をおすすめしております。

・空気清浄器を置く。それから蒸しタオル

・洗濯物を室内で干す、化繊や木綿等花粉の付着しにくい服装をする。

・帰宅後、玄関で衣類を着替え、シャワーを浴びる。寝室に花粉を持ち込まない。

・布団の掃除を徹底する。

・不要な外出を控える。

・ゴーグル、メガネで物理的にブロックする。

いかがでしたでしょうか?ネット、新聞等で花粉の飛散状況をチェックする事も勿論大事ですね。適切な薬物療法と合わせ、シーズンを乗り切りましょう!

 

花粉症シーズン到来

インフルエンザはピークを過ぎた様ですが、関東地方でもスギ花粉の飛散が報告されております。予測では、例年並みと言われておりますが、実質多い見込みです。

アレルギー性鼻炎による、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、アレルギー性結膜炎による

目のかゆみといった諸症状に対し、当院では患者さんに合った治療を行っております。また原因となるアレルゲンの検査も行っております。

お悩みの方は、お気軽に御相談下さい。

インフルエンザが流行ってます。

2月に入り、寒さも厳しく、インフルエンザが猛威をふるってます。近隣の小学校でも学級閉鎖が相次いでおります。

インフルエンザは、38℃以上の発熱、悪寒、筋肉痛を来たします。当院では簡易検査で診断しております。年齢、体格等患者さんに応じた治療を行っております。

御心配の方は御気軽に御相談下さい。